おまとめローンの審査内容とおすすめのおまとめローンサービス会社紹介
おまとめローンとは
おまとめローンとは、複数社に借金がある多重債務者向けのサービスです。
複数ある借金を1社にまとめて1本化したり、金利の安い会社に借り換えを行うことです。
おまとめローンを行うことのメリットとして以下の点があります。
バラバラだった返済日を同じ日にまとめられる
複数社で借りた場合、それぞれの会社への返済日が異なりバラバラとなる場合があります。
返済日がバラバラだと、うっかりと返済を忘れてしまったり返すべきお金を使ってしまう可能性が高くなるため計画的に返済が出来なくなる場合があります。
しかし1本化して返済日を1日にまとめることで、そのような問題が起こりにくくなり計画的な返済がしやすくなります。
金利を低く抑える
おまとめローンでは金利が最も安い会社に1本化することでトータルでの金利を抑えるという目的があります。
こうすることで月々の返済を楽にすることができます。また一般的に「おまとめローン」のサービスを行っている場合には、通常の金利よりも低く設定されていることが多いです。
完済期間の短縮と総支払額を抑える
金利が低くなることで、単純に総支払額と完済までの期間は別々に借りていたときに比べて抑えることができます。
おまとめローン審査に落ちる理由でよくあるパターン
複数社から借り入れを行っている場合には、メリットの大きいおまとめローンですが、利用には審査があります。
おまとめローンは特性上50万円以上の高額の借り入れとなることが多いため審査は通常の借り入れ申し込みに比べて厳しくなる傾向にあります。
ここでおまとめローンの審査に落ちてしまう人のよくある理由を紹介します。
- 借り入れ利用社数が多すぎる
- 勤続年数が短い
- 過去に長期延納実績がある
- 短期間に複数社より借り入れを行っている
- 子供の養育費や住宅ローンなど日常の生活費の負担が大きい
これらの条件に関しては1つでも問題があると審査に落ちてしまうことが多いようです。
ちなみに現在の借り入れ利用者数が多いとされる目安については、4社以上で利用している場合には多すぎると判断されることが多いようです。
同じ金額の借金であっても、1社のみからの借金と3社からの借金で比べた場合は利用者数の少ない1社のみからの借金の方が信頼されます。
短期間(1か月程度)の間に3社以上に対して申し込みを行った場合「申込ブラック」と認定されてしまいブラックリストに入ってしまいます。
申込情報についてはおおよそ6か月ほどでリセットされるので、その後におまとめローンの審査をするのが良いでしょう。
債務整理や3か月以上の延納を行ったことがある場合には、金融事故として処理され5年ほど記録が残ってしまいます。
また自己破産の場合には、約10年もの間記録が残ってしまうので注意が必要です。
おまとめローンの審査の際に注意したいこと
おまとめローンの審査で落ちる人の条件を説明しましたが、ここでの条件には問題がなくても他の理由で落ちる場合があります。
ここまでで問題がないと安心して気を緩めずに注意して審査に望みましょう。
入力情報は間違えず正しい情報を
意図的ではなくても、申込時に間違った情報を入力してしまった場合、虚偽の情報であることがばれてしまい何か問題を隠したくて嘘をついたと判断されて審査に落とされてしまう場合があるので入力内容には間違いがないように注意してください。
収入証明書は賞与明細も忘れずに
収入証明書の提示で給与明細を持参する場合に忘れがちなのが、賞与明細です。
賞与明細を忘れて場合賞与を考慮しない金額があなたの年収として判断されます。
審査の際には返済能力があるかどうかを判断するため、少しでも収入が多いことをアピールした方が有利なので、賞与明細も忘れずに用意しましょう。
給与明細&賞与明細以上に有効なのが「源泉徴収票」です。
この場合、完全な年収を証明できると同時にあなたが1年以上その会社で働いていることを証明する書類ともなるのです。
可能であれば直近の源泉徴収票を用意するのが好ましいです。
月末や年度末は申し込みの狙い目
おまとめローンは融資額が大きいため、金融会社でも積極的に扱いたいローン商材となっています。
利用者だけでなく業者側にとってもメリットのある商品なので、月末や年度末で融資目標が厳しくなった場合には金融会社側から案内が入ることがあります。
この場合には、業者側があなたに対しておまとめローンでの融資対象として判断し案内を行っている可能性が考えられるので審査に通過しやすいと考えられます。
また目標達成に向けた営業の場合には、審査通過率が高いだけでなく通常の金利よりも低い金利を提示されることがあるようです。